介護福祉士の合格点の推移と自己採点ツール(パート合格の判定つき)
介護福祉士国家試験の合格点は、直近の第38回が125点満点で64点(51.2%)でした。過去5回は64点〜78点で、回によって最大14点の差があります。合格には総得点に加えて、11の科目群すべてで1点以上が必要です(社会福祉振興・試験センターの発表で確認)。
| Aパート | / 60点 |
|---|---|
| Bパート | / 45点 |
| Cパート | / 20点 |
| 総得点 | / 125点() |
| 回 | 合格点 | あなた | 判定 |
|---|
パート合格の目安(第38回のパート基準)
| パート | あなた | 基準 | 判定 |
|---|
入力した内容はこの端末の中だけで計算に使い、送信・保存しません。判定は過去の合格点をあてはめた目安で、合否を予想するものではありません。
過去5回の合格点と合格率の一覧
社会福祉振興・試験センターと厚生労働省が公表した合格点(合格基準点)です。満点はどの回も125点(1問1点)です。
| 回(試験) | 合格点 | 得点率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第38回(2026年1月) | 64点 | 51.2% | 78,469人 | 54,987人 | 70.1% |
| 第37回(2025年1月) | 70点 | 56.0% | 75,387人 | 58,992人 | 78.3% |
| 第36回(2024年1月) | 67点 | 53.6% | 74,595人 | 61,747人 | 82.8% |
| 第35回(2023年1月) | 75点 | 60.0% | 79,151人 | 66,711人 | 84.3% |
| 第34回(2022年1月) | 78点 | 62.4% | 83,082人 | 60,099人 | 72.3% |
過去5回の平均は70.8点です。いちばん高かったのは第34回の78点、いちばん低かったのは第38回の64点でした。第38回は前の回(第37回)の70点から6点下がり、合格率も78.3%から70.1%に下がりました。同じ70点でも、回によって合格にも不合格にもなる幅があります。
合格点の決まり方:60%程度を基準に、難易度で補正
合格基準は2つの条件です(試験センターの「合格基準」)。
- 総得点が合格点以上:問題の総得点の60%程度(125点なら75点)を基準に、問題の難易度で補正した点数。難しい回ほど合格点は下がります。
- 11の科目群すべてで得点がある:①人間の尊厳と自立・介護の基本 ②社会の理解 ③人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術 ④生活支援技術 ⑤こころとからだのしくみ ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解 ⑧障害の理解 ⑨医療的ケア ⑩介護過程 ⑪総合問題。1つでも0点だと不合格です。
過去5回で60%(75点)以上が必要だったのは第35回(75点)と第34回(78点)で、ほかの回は60%を下回る点数で合格できました。どの回がどれだけ補正されるかは、発表まで分かりません。目標を決めるなら、過去5回でいちばん高い78点以上なら、どの回の基準でも合格ラインです。
パート合格:第38回から始まった仕組み
試験はA・B・Cの3パートに分かれています。総得点で合格点に届かなくても、パートごとの基準点を超えたパートは「パート合格」となり、翌々年の試験まで有効です(試験センター「合格基準」)。
| パート | 科目群 | 配点 | 第38回の基準 | パート合格者 |
|---|---|---|---|---|
| Aパート | 人間の尊厳と自立・介護の基本/社会の理解/人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術/生活支援技術 | 60点 | 32.23点 | 3,935人 |
| Bパート | こころとからだのしくみ/発達と老化の理解/認知症の理解/障害の理解/医療的ケア | 45点 | 20.43点 | 1,509人 |
| Cパート | 介護過程/総合問題 | 20点 | 11.33点 | 6,181人 |
- 基準点の決め方:全パートを受けた受験者の、パートごとの平均点の比率で全体の合格点を割り振った点数です。第38回の3つを足すと63.99点で、合格点の64点とほぼ同じになります。
- そのパートの科目群すべてで得点があることも条件です。
- 第39回から:パート合格した人は、全パートを受けるか、不合格のパートだけを受けるかを選べます。不合格パートだけ受けた人は、受けたパートの基準を超えれば合格です。
- パート合格者数は一部重複しています(第38回の合格発表)。
自己採点のときの注意
- 正答は合格発表の日に公表:試験センターは合格発表の日に、合格点と正答を公表します。試験直後の解答速報は予備校などが作ったもので、公式の正答とは違うことがあります。
- 正答が2つある問題もある:たとえば第36回の問題46は、正答一覧で「4,5」の2つが正答とされました。解答速報で×にした問題が、発表で○になることもあります。
- 0点の科目群がないか確かめる:医療的ケア(第38回は5問)や発達と老化の理解(同8問)など、問題数の少ない科目群は0点にならないよう注意が必要です。
- 模試の点数で使うとき:模試は本番と難しさが違うため、過去の合格点とそのままはくらべられません。何回分の基準を超えるか、余裕が何点あるかの目安として使ってください。
第39回の日程
| 筆記試験 | 令和9年(2027年)1月31日(日) |
|---|---|
| 受験申込 | 令和8年7月22日(水)〜9月2日(水)(受付は終了) |
| 合格発表(合格点・正答の公表) | 令和9年(2027年)3月23日(火) |
| 配点 | Aパート60点・Bパート45点・Cパート20点の125点満点(第39回から適用) |
出典:社会福祉振興・試験センター「受験手続き」(2026-10-08に確認)。日程は変わることがあるため、受験する人は必ず試験センターの公式ページで確かめてください。
点数を上げる練習と、合格したあとの給料
科目ごとの練習は介護福祉士 一問一答(全300問・解説と出典つき)でできます。受験資格がまだの人は受験資格の計算で、実務経験がいつそろうか確かめられます。
合格後の給料は資格別の給料差額の計算や介護福祉士の給料と資格なしとの差で、手取りは手取り計算で確かめられます。月給の目安は給料シミュレーターで計算できます。
よくある質問
介護福祉士国家試験の合格点は何点ですか?
直近の第38回(2026年1月)は125点満点で64点以上でした。合格点は「総得点の60%程度(75点)を基準に、問題の難易度で補正」して回ごとに決まり、過去5回では64点(第38回)〜78点(第34回)でした。
合格点を超えても不合格になることはありますか?
あります。11の科目群すべてで得点があることも条件です。どれか1つの科目群が0点だと、総得点が合格点を超えていても不合格になります。
第39回の合格点はいつわかりますか?
合格点は合格発表の日に社会福祉振興・試験センターが正答と一緒に公表します。第39回の合格発表は令和9年(2027年)3月23日(火)の予定です。それより前に出回る数字は、予備校などの予想です。
出典
- 社会福祉振興・試験センター「第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」・「合格発表について」
- 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」・「合格発表について」
- 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」・「合格発表について」
- 厚生労働省「経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士候補者の第35回介護福祉士国家試験の結果」(第34回・第35回の合格基準点)
- 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 合格基準」(パート別内訳・パート合格の有効期限・第39回からの適用)
- 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験 過去の試験問題」
- 社会福祉振興・試験センター「受験手続き」(第39回の日程)
合格点・合格率は2026-10-11に各資料で確認しました。