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介護の転職サイト4社を比較|手数料0円の理由と離職者数の調べ方

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結論:介護職が転職サイト(転職サービス)を使っても、手数料は0円です。 職業安定法の決まりで、求職者から手数料を取れるのは芸能家・モデルや、年収700万円を超える経営管理者・科学技術者・熟練技能者などに限られているからです(石川労働局「職業紹介事業とは」)。さらに登録の前に、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で、各社の就職者数・6か月以内の離職者数・返戻金制度を確かめられます。

施設介護員の有効求人倍率は2.96倍(厚生労働省 job tag、令和7年度ハローワーク求人統計データ)で、働き手が職場を選びやすい状況です。この記事では、介護の転職でよく使われる4社を比べ、広告や口コミに頼らずに選ぶ方法を整理しました。

まずは自分の給料の相場を知る

相談する前に、自分の給料が平均と比べてどうかを数字でつかんでおくと、担当者に希望を具体的に伝えられます。

「いまの月給は平均より3万円低い」「求人Aは年収で20万円高いが、手取りでは月いくら増えるか」などがわかっていれば、条件交渉の材料になります。

4社の比較

サービス 公式情報からわかる特徴 合いやすい人(特徴から当サイトが整理)
レバウェル介護 正社員の転職支援と派遣の両方に対応。担当者が面接の調整や条件交渉までサポート 給料・待遇を上げたい人、正社員か派遣か迷っている人
かいご畑 「キャリアアップ応援制度」で、働きながら介護の資格を0円で取れる。無資格・未経験から応募できる求人も扱う 資格なし・未経験の人、これから資格を取りたい人
みーつけあエージェント パーソルイノベーション株式会社が運営する、介護業界に特化した人材紹介。2026年6月から看護・医療・福祉職も支援 東京・神奈川・埼玉・千葉で探している人
介護タウン 気軽に話せる面談から始められ、面接や転職後のフォローもある 未経験やブランクのある人、子育て中の人

表の順番はおすすめ順ではありません。 「合いやすい人」は公式に書かれた特徴から当サイトが整理したもので、実際の対応は担当者によって変わります。求人数や対応エリア、連絡の方法(電話・メール・LINEなど)は変わることがあるので、最新の情報はそれぞれの公式サイトで確認してください。

レバウェル介護:給料・待遇を上げたい人に

レバウェル介護は、介護業界に特化した転職支援サービスです。正社員として働く職場を探す転職支援と、派遣で働く仕事探しの両方に対応しています。

担当のアドバイザーが、求人の紹介、キャリアの相談、面接の日程調整、給料などの条件交渉までサポートしてくれます。自分では言いにくい給料の交渉を任せられるのが大きな強みです。

かいご畑:資格がない人、これから資格を取りたい人に

かいご畑は、介護の求人を専門に扱うサイトです。「キャリアアップ応援制度」があり、働きながら介護の資格を0円で取ることができます。無資格・未経験から応募できる求人も扱っています。

介護福祉士の給料はいくら?で紹介したとおり、資格なしと介護福祉士では平均給与に月約6万円(59,430円、令和6年9月時点)の差があります。資格を取りながら職場を変えられるので、資格がない人にはまず候補になるサービスです。資格ごとの差と取るまでの道のりは資格別の給料差額の計算で確かめられます。制度を使える条件は公式サイトで確認しましょう。

みーつけあエージェント:首都圏で探している人に

みーつけあエージェントは、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社が運営する、介護業界に特化した人材紹介サービスです。2026年6月からは、介護職に加えて看護・医療職や福祉職の転職支援も始めています。

東京・神奈川・埼玉・千葉で働きたい人は、候補に入れておきましょう。対応しているエリアは公式サイトで確認してください。

介護タウン:未経験・ブランクがある人に

介護タウンは、未経験の人、ブランクのある人、子育て中の人のサポートに力を入れている転職サービスです。まずは気軽に話せる面談から始められ、面接のフォローや、転職したあとのフォローもあります。

「介護の仕事にまた戻りたいけれど不安」という人に向いています。

転職サイトはなぜ無料?お金の流れと決まりごと

介護職向けの転職サービスの多くは、法律上は「有料職業紹介事業」です。厚生労働大臣の許可を受けて、求人を出す介護施設・事業所と、仕事を探す人の間に入ります。

紹介手数料を払うのは、採用した側の施設・事業所です。求職者から手数料を取れるのは、芸能家・モデルのほか、経営管理者・科学技術者・熟練技能者で紹介先の年収が700万円を超える場合などに限られます。介護職はこれに当たらないので、登録しても面接の調整を頼んでも、介護職が手数料を払うことはありません。

介護職の転職サービスのお金の流れ。介護施設・事業所(求人者)が採用時に転職サービス(有料職業紹介事業者)へ紹介手数料を払い、介護職(求職者)の手数料は0円。決まりごと:求職者から手数料を取れるのは芸能家・モデル、年収700万円超の経営管理者・科学技術者・熟練技能者などに限られる。紹介で無期雇用に就職した人に、就職から2年間は転職を勧めてはいけない。登録前に人材サービス総合サイトで就職者数・6か月以内の離職者数・手数料・返戻金制度の有無を確認できる
転職サービスのお金の流れと、利用者を守る決まりごと(厚生労働省・労働局の資料をもとに作成)

厚生労働省の求職者向けの資料には、ほかにも次の決まりが書かれています。

登録前に「人材サービス総合サイト」で確認できること

厚生労働省の「人材サービス総合サイト」には、許可を受けた職業紹介事業所の一覧があります。2018年1月1日からは、紹介会社がこのサイトで実績などを公開することが義務になりました。

公開される項目 見るときのポイント
年度ごとの就職者数 紹介の実績の大きさの目安になる
うち無期雇用(正社員など)の就職者数 正社員で働きたい人は、ここが多いかを見る
無期雇用で就職し、6か月以内に解雇以外の理由で離職した人の数 就職者数に比べて多すぎないか。合わない職場への紹介が多くないかの目安
6か月以内に離職したか分からなかった人の数 多いと、離職の数字の確かさが下がる
手数料表(求人者が払う手数料) 介護職が払うものではないが、事業の透明さを見られる
返戻金制度の有無と内容 早く辞めたときに、紹介会社が施設へ手数料の一部を返す仕組みがあるか
その他の情報(任意) 得意分野など

調べ方は、サイトの「職業紹介事業」の検索で会社名や事業所名を入れ、登録しようとしている事業所の情報を開くだけです。同じ会社でも事業所ごとに載っていることがあります。

あわせて、医療・介護・保育分野には「適正な有料職業紹介事業者」の認定制度があります。紹介手数料や採用後の早期離職の問題に対応するために国がつくった制度で、令和3年11月に初めて19社が認定されました。認定を受けた事業者は、委託先の日本人材紹介事業協会のサイトで公表されています。

求人票で確認する数字(平均との比べ方)

紹介された求人は、月給の総額だけで比べないことが大切です。次の公的な平均と比べると、条件の良し悪しが見えやすくなります。

確認する項目 公的な平均(全国) 出典・時点
介護職員の平均給与(月給・常勤) 338,200円 厚生労働省 介護従事者処遇状況等調査、令和6年9月(処遇改善加算を取得している事業所)
介護福祉士/資格なし 350,050円/290,620円 同上
特養/デイサービス 361,860円/294,440円 同上
施設介護員の求人の月給 22.5万円 job tag:令和7年度ハローワーク求人統計データ
施設介護員の年収 388万円(平均45.3歳) job tag:令和7年賃金構造基本統計調査

上の「平均給与」は、基本給に手当と一時金(4〜9月の支給額の6分の1)を足した額です。求人票の「月給」は基本給と毎月の手当だけのことが多いので、そのままでは比べられません。求人票では次の点を見ておきましょう。

数字がそろったら、求人の年収比較に入れると、いまの職場との差を年額でそろえて比べられます。職場の種類ごとの差は介護職が転職で給料を上げる手順、2026年度の賃上げ(月1.0万円の基本分など)は介護の処遇改善2026で解説しています。

状況別の選び方

状況別の転職サービスの選び方の図。給料を上げたい・条件交渉を任せたいならレバウェル介護、資格がないならかいご畑、首都圏ならみーつけあエージェント、未経験・ブランクがあるなら介護タウン。迷ったら2社に登録して比べる
状況に合わせたサービスの選び方

どのサービスでも、次の点は自分で確かめましょう。

迷ったら、2社に登録して比べるのがおすすめです。担当者との相性や、紹介される求人がサービスごとに違うからです。

転職サイトを使うときの注意点

まとめ

出典: